○松井(明)政府委員 御指摘の通りでありまして、相当しさいに検討すべきであつたと思います。しかしながら在外邦人の数がきわめて多数でありまして、四十五万人ほど出ておりますので、そのうちもし旧券を新券にかえなければならないといたしますと、これはきわめて莫大な数字が必要になりはせぬかということを心配いたして、こういう数字が出て来たわけであります。 またまさか二十七年度分を二十八年度分に入れておるという考
○松井(明)政府委員 ただいま会計検査院から御指摘の通り、当該年度の発給状況というものを十分検討して発注数量を調整すべきであつたにもかかわらず、外務大臣発給に五万、在外公館発給に五万、合わせて十万を発注したということは、調整の点において不十分な点がありました。この点は遺憾であつたと存じております。将来十分注意するつもりでおります。ただ若干弁解めいたことでございますが、その当時の状況を申し上げますと、
○政府委員(松井明君) 昭和二十九年度外務省定員について御説明いたします。 先ず我が国が戦後初めて在外事務所を設置いたしまし十昭和二十六年以来の外務省定員の推移を見ますと、お手許にお配りしてある資料の第一表の通り、本省内部部局及び附属機関を併せました外務省本省の定員は逐年減少いたしております。これに対して在外公館の定員は逐次増加して参つております。これは平和条約発効後諸外国との外交関係樹立に伴い、
○政府委員(松井明君) 国際学友会の歴史は古いのでありまして、昭和十年に外務省の補助団体といたしまして評立されたものでありますが、その後財団法人に改組されまして、それ以来外人の学生の招致、宿舎の提供、学校、工場の研究研修の斡旋、そういつたような仕事をやつております。今現在はつきりした数字は記憶しておりませんが、八十名ぐらいの学生が東南アジア方面から来て研究をいたしております。この機関はずつと同じような
○政府委員(松井明君) 只今御指摘の外交文書編纂刊行に必要な経費、これにつきましては明治維新以来の日本の外交史の編纂でございます。大体現在まで日露戦争のときまで来ております。昭和三十九年度におきましては五巻七冊くらいを発行する予定になつておりますが、只今お話のものはそこには入らないわけであります。 次の欧米諸国に関する外交政策の樹立に必要な経費、これはお説の通りに旅費とか庁費とか刊行物とかそういうなものの
○松井(明)政府委員 運転手とか、タイピストがおりますけれども、これは定員の中には入つておりません。現地雇いで、予算だけの関係であります。
○松井(明)政府委員 定員の中には外国人は入つておりません。在外公館の概略を申し上げますと、大使が二十四名、公使が二十二名、これは特別職であります。一般職の定員といたしましては参事官二十一名、総領事十五名、一等書記官が五十三名、二等書記官が三十三名、三等書記官か二十三名、領事が三十五名、副領事が二十一名、あとこまかい数字を申し上げましようか。なおそういうふうにずつと留学生までこまかく仕訳をしてございます
○松井(明)政府委員 昭和二十九年度外務省定員について御説明いたします。 まずわが国が戦後初めて在外事務所を設置いたしました昭和二十六年以来の外務省定員の推移を見ますと、お手元にお配りしてある資料の第一表の通り、本省内部部局及び付属機関を合せました外務省本省の定員は、逐年減少いたしております。これに対しまして在外公館の定員は、逐年増加して参つております。これは平和条約発効後諸外国との外交関係樹立に
○松井(明)政府委員 国連加盟国の場合の特権と非加盟国の場合の特権とはかわりがございます、非加盟国の場合には、ただいま政務次官の言つたアメリカのパブリツク・ローに基いて特権を得ているという形でございます。
○松井(明)政府委員 表慶使節につきましては、いろいろ世間でうわさがあるように聞いておりますが、政府としてはまだはつきりどういう方にお願いするという方針は決定いたしておりません。
○松井(明)政府委員 これは政府といたしまして参加いたします。日伯友好関係増進のために大いにあらゆる努力を払つてやろうという覚悟でおります。ただいま政務次官から御説明のありました千七百三十八万七千円、この予算の内訳を申しますと、サンパウロ市の四百年祝典に参加するのに、各国から国情展というのを出すことになつております。わが国もその国情展に参加のために、約九百万円計上いたしております。これは庁費でありますとか
○松井説明員 前の規定でできるものと、時期的にこの法案が通つてから新しい規定になるものと、おのずから二つあると思います。
○松井説明員 法案を出すこととは関係ございません。ただ政府といたしましてこういう会議には出たらよかろう。また出ることを希望する。あるいは招請が来るであろうといつたようなものを検討いたしまして、予算を出しておるわけでございます。この法案とは外務省としては直接は関係いたしておりません。
○松井説明員 御説明申し上げます。七億円の予算を組むにあたりましては、いろいろ相談を受けておりまして、具体的にどの会議とどの会議に出るので、これだけかかるというふうな数字をはつきりはじき出して、七億円という数字が出たわけではございません。
○松井説明員 この前の委員会のときに、ソ連のヴオツクス運動とユネスコとの関係について御質問がございまして、ユネスコとヴオツクスとの関係は大体ないと思うが、なお取調べた上で御回答申し上げましようという御返事をいしたておいたのであります。その後いろいろの資料を繰つてみましたら、ヴオツクスの運動とユネスコの運動とはやはり全然関係がございません。ソ連側の立場からすると、ユネスコの運動というものも最近はどちらかと
○松井説明員 戰爭排撃の話につきましては、ただいま與謝野情報部長から言われた以外に、実はほとんど情報がないのであります。戰爭排撃に対するポーランドの決議というものが否決されることになりましたのは、これはアメリカとポーランドとの間に、若干意見の相違があつたということで、アメリカ側からは、國連においてもすでに採択されておりまする戰爭宣傳排撃に関する決議というものを、いまさらユネスコがもう一遍やる必要はないじやないかというようなことを